「解けないことは悪いこと」と「考えればできる」という幻想

こんにちは!川口市の個別指導塾KCEの樫田です。

今回は勉強が苦手な生徒ほど陥りがちな思考についてお伝えいたします。子供の頃は家や学校など周りの環境等に大きく思考が左右されます。そして悪しき習慣が身に付き、それが間違いだと気づかないまま続けてしまう。後になって「もっとこうしておけばよかった」と思うことが無いよう、以下のことを考えていた方はすぐに考え直し、正しい思考を身に付けましょう。

 

1.解けないことは悪いこと

授業で先生に指されて答えられないと恥ずかしい。みんなが解けている問題が解けないと恥ずかしい。こんな思考になったことのある方は多いと思います。そんな時、理想的な思考は「いつ指されても解けるように予習復習をしっかりしよう!」ですが、残念ながらこの思考に至る生徒はごく一部です。大抵の生徒は、事前に当たりそうな問題が分かるとその問題の答えを見たり、近くの勉強ができる友達に答えだけを教えてもらったりとその場しのぎをしてしまいます。これは『問題が解けないことは悪い(恥ずかしい)こと』という事実から逃れるために取ってしまう逃げの選択肢です。大事なことは『自分の力で解けるようになること』で、自分の力で解けないのであれば素直にできないと認めて下さい。誰でもやっていないことはできないし、分からないのです。初めは言葉も話せなかった赤ちゃんが話せるようになるように、人間はできないことができるようになる生き物なので、できるようになるための努力をしてください。本当に悪いのは「解けないこと」ではなく「自分で考えないこと」なのです。自分で考えてできるようになったという実績があれば、できない問題があったとしても「やっていない(忘れた)からできない」と素直に認め、その場しのぎが無駄なことに気づきます。そして次同じ問題に当たったときに解けるように勉強しようと思えるのです。

 

2.考え続ける

学力は人それぞれ。解ける問題も解けない問題も人それぞれです。分からない問題に当たったときに何分も何十分も考えている生徒がいます。先述したようにやっていないことはできないので、分からないことは分からないのです。分からない問題とにらめっこし続けて正解が出たことがあるでしょうか。何が分からないのかも分からないような難問に向き合ったところで時間の無駄です。教えてもらって初めてできるようになるので、分からない問題を見たら答えをみて解き方を学びましょう。解き方を見ても分からない時は先生や解き方を理解している友達に教えてもらいましょう。できないことは悪いことではない。考えることが大事。でも考えすぎはダメ。その線引きはシンプルにやったことがあるかないかで分けて良いです。やった気がするけど解き方が思い出せない時も長々考えず、まずは答えを見て思い出しましょう。

 

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