公園散歩で頭が良くなる？

こんにちは！川口市の個別指導塾KCEの樫田です。

5月25日、秩父市と小鹿野町にまたがる秩父ミューズパークを主会場に、「第75回全国植樹祭」が開催されました。この式典には天皇陛下が出席され、ヒノキの種を「お手播き」されました。植樹祭は、単なる木を植えるイベントではなく、自然との共生や環境保全の大切さを学ぶ場でもあります。私たちの生活は自然と密接に関わっており、森林は水や空気の浄化、地球温暖化の防止など、多くの役割を果たしています。今回はこういった自然との触れ合いと勉強の関係性についてお伝えします。

自然とふれあうと頭がよくなる？

外で遊ぶと勉強のやる気が出た。山や川に行くと頭がスッキリする。そんな経験はありませんか？実は、自然と触れ合うことには脳や心にとても良い効果があることが、最近の研究でも明らかになってきています。

例えば、アメリカの大学の研究では、「週に数回、公園や自然の中で過ごす子どもは集中力が高く、学力も安定しやすい」という結果が出ています。自然にふれることで脳がリフレッシュされ、ストレスホルモンが減り、前向きな気持ちになることがわかってきたのです。その他にも下記のような効果があると言われています。

① リラックス効果
自然の音（鳥のさえずり、風の音、川のせせらぎ）には、自律神経を整える効果があります。リラックスすると、脳が情報を整理しやすくなり、記憶力や集中力がアップします。

② 創造力が高まる
草花や昆虫、雲の形や空の色など、自然の中には“想像する材料”がたくさんあります。自由な発想が刺激され、作文や図工、読解力などにも良い影響があります。

③ 規則正しい生活のきっかけになる
外遊びを習慣にすると、自然と早寝早起きのサイクルができやすくなります。学習リズムを整えるうえでも、自然と触れ合う時間を持つことは大切です。

とはいえ、都市部や周りに自然が少ない環境に暮らしている人ではなかなか自然との触れ合いを習慣化できないと思います。そこで、いくつか簡単にできる工夫をご紹介します。

①毎朝5分、家の近くの公園を歩く

②宿題をやる前にベランダで深呼吸をする

③植物の観察日記をつけてみる

④週末は家族で森林公園や河川敷を散歩

こうしたちょっとした時間が心を落ち着かせ、学びに向かう力を育ててくれます。

何事も詰めすぎては最大限の効果が引き出せません。自然と触れ合うことで脳を休ませ、勉強に集中できる環境を作って取り組みましょう。

個別指導塾KCEとは？

埼玉県川口市安行領根岸地区を中心に、里、木曽呂、神根、鳩ヶ谷などの小学生、中学生向けに定期テスト対策、中学、高校受験対策を行い、成績アップに向けて勉強のお手伝いをしています。個別指導塾なので学校の授業についていけない生徒様や人見知りで周りに馴染めない、もっと言えば不登校になってしまった生徒様にも安心して通っていただけます。入塾前にはもちろん無料体験授業が受講可能です。